2008年02月11日

“武士道といふは死ぬ事と見附けたり”

佐賀藩に伝わる武士道の秘本『葉隠』の代表的な一節である。
『葉隠』は封建制度の中の武士のあり方、心構えを記した修養書である。
表記の一節があまりにも有名で、その他の内容はあまり読まれていないと思う。
私は若いときに、『葉隠』の解説書を買って読んだ。
連休で時間をもてあまし、本棚を眺めていたらこの懐かしい本が目に入った。
さらさらとめくっていたら、次の一文があった。

 「悪事は内輪から多分言崩すものなり」
 次のように解説されている。
 内部の人間が組織の中にある欠陥や悪事をいろいろ取り沙汰すると、不信感から内部の結束にひびが入り、また噂は世間にもれて、ついには組織そのものの崩壊をも招くようになる。いかに「お家のために黙ってはいられぬ」といおうとも、こうした態度は大の不忠である。もし真にお家を思う志からならば、秘かに意見を上申すればよいというのである。

 似たようなことが、最近よくある。
 「内部告発」、これは上記の『武士道』のあり方からいえば不忠な事になる。しかしながら、組織内で意見を上申して上層部が聞いてくれるような組織、企業であれば、最近のような事件を起こさない。逆説すると健全な組織とは属する一人一人が自信を持って、組織内で発言できるようでなければならないということだ。
posted by モン太 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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