2008年02月03日

妻が寒餅をついている

寒餅をつく傍らの赤ら顔

昔は、よく餅をついた。かまどで釜に湯を沸かし、その上に2〜3段せいろ(蒸し器)を重ね、もち米を蒸す。薪を次々とくべて火力が増すと一番上のせいろから水蒸気が噴きだしてくる。蒸し上がったら最下部のせいろを釜から外し、熱々のもち米を石臼に移す。いきなり杵を打ち下ろすと、まだばらばらのもち米が飛び散るので、まずはこね回す。これもなかなか力が要る。やや粘り気が出てくるのを見計らって、初めはやさしく次第に強くついていく。やがてもち米のぶつぶつがなくなる。つき上がったもちを、ちぎって丸めたり、もろぶたにのばし、1〜2日後に適当な大きさに切って保存食にする。いろんな食味や、色合いを出すために青海苔、ヨモギ、干しエビなども入れた。子供ながらに父母の手から生まれ出てくる色とりどりの餅を感心しながら見ていた。

今、妻が一人で台所で餅をついている。必ず2月のこの時期に寒餅をつくことに決めているようである。最近は餅つきも一人で出来るようになった。電気ヒーターで湯を沸かしせいろで米を蒸す。蒸し上がったら回転式の電気餅つき器で5分ぐらい回せば出来上がり。餅つき風景などというものではない。それでも寒餅をつく風習を残してくれている妻に感謝しないといけない。
posted by モン太 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

人気ブログランキングへ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。