2007年11月21日

やがて冬へと

ある詩集より

冬の扉はそこにある
誰も叩こうとしない
灼熱の夏、超特急で抜けていった秋
そんな名残を慈しみながら
冬の扉を叩かない

扉の向こうに見える
透過して朧気ながら見える
背中を丸めた農夫の影
柿の枝から何かを狙うモズの姿
冬の扉は厳粛に開く

やがて厳しい冬が来る
僅かばかりの体温を奪っていく
地表で動くのは地中の虫を狙う得体の知れない生物
それを包む雪が降ってくる
地表が真っ白になり、再びスタートライン
季節はこうして移っていく

ラベル: モズ 詩集
posted by モン太 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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